雨の日のヴァイオリン
すっかり梅雨らしい毎日雨の日々ですね。
そんな時期のヴァイオリンは、湿度のせいで音があまり響きません。
なぜかというと、勿論ヴァイオリンは、木材、空気中の水分を吸って膨張するからです。膨張すると、まず調弦が上手くいきません。糸巻きホールが膨張により狭くなるからです。そういう時は、ペグコンポジションでペグを回りやすくしてあげましょう💡
後は、弦も傷みやすくなります。交換してあげましょう。特に保護されていないE線や、シルバーコイル巻きのG線は、錆びやすくなります。
そして、雨の日のヴァイオリンで一番大切なのは、弓の毛の張り具合です💡
晴れの日より、少し張りましょう。馬の毛もまた水分を吸って、たるみやすくなります。
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